「新自由主義」の特徴の一つに「エレファントカーブ」というものがある(詳しくはググってください)。それを見ると「新興国の新中間層」はものすごく所得が伸びていて、逆に全く所得が伸びていないのが日本をはじめとした「先進国の中間層」。ちなみに、「先進国の富裕層」も物凄く所得を伸ばしている。
結局この辺りの特徴が先進国で没落した中間層が「反グローバリズム→国粋主義」に流れる要因の一つになってるんだろうけど、「新興国の新中間層」の所得が伸びている要因と「先進国の富裕層」の所得が伸びてる要因は全くの別物。「新興国の新中間層」はグローバル化によって賃金が今までよりも上昇したことによって所得を伸ばしているのに対して、「先進国の富裕層」は持っている資産が値上がりしたために所得が伸びているだけ。いってみれば「カネがカネを生む」状態になっている。
「グローバル化」が進めば世界中の労働者の賃金は同じ水準になると言われている。だから先進国では二極化が進んでいくし、「反グローバリズム→国粋主義」の流れが加速していく。これを解消するには「カネがカネを生んでいる」富裕層から税金を取って富の再分配をするしか方法はない。
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そば屋の側のうどん屋(あお) (udonya_no_soba@toot.blue)'s status on Sunday, 30-Apr-2023 21:06:43 JSTそば屋の側のうどん屋(あお)