「若者は保守化していない」みたいな論調や「国民はそこまで保守化していない」という論調と選挙結果の乖離が激しいのって有権者の「保守」と「革新」の認識が狂ってしまったからだと思う。立憲民主党や共産党を「既得権益を守る保守政党」と認識し、維新を「既得権益を打破しようと頑張る革新政党」と認識するから「反・保守派」を自認する層から維新に投票する人たちが出てくる。
「小泉構造改革」によって「自民党=改革派」「自民党の構造改革に反対する抵抗勢力や野党=守旧派」というイメージが作られたあたりからこういった倒錯が始まったのだろうが、竹中平蔵を始めとしたネオリベ連中が維新を作ったことによってそのイメージを維新が上手く引き継いで今の状況になっていったんじゃないかと個人的には推察する。
何が言いたいのかといえば、「革新」というのはいまだにそこそこ人気があるんじゃないかという事。維新が奪った「改革派=革新」の旗を立憲野党が取り戻すことができればまだチャンスがあるんじゃないかと思う。そこで、維新とは違う「真に庶民の利益になる改革」をする昔ながらの「革新政党」が必要になる。立民が目指すべき道ってここなんじゃないの?
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そば屋の側のうどん屋(あお) (udonya_no_soba@toot.blue)'s status on Monday, 24-Apr-2023 18:20:35 JSTそば屋の側のうどん屋(あお)