今回、初めて飯舘村に行ってみて、海沿いの富岡大熊双葉浪江と比べて、随分と「復興」している印象を受けました(何を「復興」とするかはさておき)。震災前の3分の1しか人口がないとはいえ、村の中心部らしい場所からは人の気配が感じられ、山中には耕作放棄地が見受けられるものの、やはり人里近い場所の農地はとりあえず人の手が入っており、半壊もしくは全壊している家屋もそれほど目立ちませんでした。何故だろうと考えた時に、やはり頭に浮かぶのはコミュニティーの存在です。もちろん、震災前と比べて縮小したとは思いますが、完全に破壊されるところまではいかなかったのだろうと思いました。
もちろん、1日見ただけの印象なので、見当違いなことを言ってるかもしれない。でも、少なくとも、富岡や大熊や双葉や浪江よりはコミュニティーが守られていると感じました。こうしたコミュニティーから自然発生的に「復興」していくのが、理想ではないだろうか。↓