もしも今、私の母があのまま日本に住み続けていたら……見事に貧困のどん底にいただろうことは想像に難くない。所謂勤め人(サラリーマン)の妻でも、公務員の妻でもなかったからだ。きちんと納めていたにも関わらず、現在彼女が受け取っている年金はたったの2〜3万円、しかも隔月という有り様で、これで人間らしいマトモな生活をすることは到底無理だし、自由業の父を想定外に早くに亡くし、人生一度も働いたことがなかった母が、年老いてから仕事を見つけられる、続けられる可能性はあまりに低い。唯一何とかなったのは医療費だけ、だろう。 #なんかみた #ひとりごと