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高齢者を叩いて社会保障費を削減したとして、今の現役世代は自分たちが高齢者になった時にどうやって生きていくつもりなんですかね？
高齢者は最初から高齢者だったわけではないし、若者も未来永劫若者であり続けるわけではない。人間いつかは歳を取り老人になっていくわけで、いざ自分達が老人になった時に過去の自分達の言動によって苦しめられることになるという事をなぜ考えないのか？
裕福な高齢者は現役時代から裕福だったし、その子供や孫たちも裕福な暮らしをしている。一方、少ない年金で細々と暮らしている高齢者は現役時代からそんな暮らしを送っていたし、子供や孫もそんな暮らしをしている。
もうこの国は完全な階層社会になっていて、「高齢者」と「若者」という対立はそこから目を背けさせるために設定された偽りの対立にすぎない。「ウォール街を占拠せよ」の時に喧伝された「99%vs1%」じゃないけど、貧乏人同士でいがみ合うのではなく金持ちに牙を向けない事には事態は何も好転しない。「武士は食わねど高楊枝」なんて言ってる場合じゃない。貧乏人はガンガン政治家に要求しなきゃ本当に野たれ死ぬか強盗するぐらいしか道はなくなるよ。