おまけネタ)
こういうのは西洋世界よりも東洋のほうでちらちら見られる現象ですよね。
韓信が項羽を表した「勇は匹夫の勇、仁は婦人の仁」とかが代表例だな。
要するに親しく触れ合ってくれるのを身内とみなすのが婦人の仁という。
私はその仁を否定はしませんけどね。家族や仲間と一緒に過ごしたいというのは人の渇望であるならばそれを守りたいというのは当然です。
「四面楚歌」に陥った項羽とその仲間が最後に歌って過ごしたというエピソードがありますよね?
そういうことだ。大半の人は「匹夫の勇。婦人の仁」すら達しない。
そもそも、それすらない人間ほど否定したがるんですよね。こういうのを。
自らよりも優れると言われたものが落ちたときに嘲笑するはそれこそ「ルサンチマン」ですよ。
それに韓信も劉邦も結局「婦人の仁」だったんだよな…歴史書まじめに詠んでりゃ解る話(終