これ書くかどうか迷ったけどやっぱり書くけどね、今ね、ついったーでね、『火垂るの墓』についてね、あれはあの子たちの性格や行動をみてたら自業自得だよね、みたいなこと言ってる人がいてね、さらにそれに賛同したりあさっての解釈加えたり、監督もそれを意図して描いてるよね、みたいなこと言う人まで出てきててね、なんかもうこれ書きながら驚きと怒りと悲しみとで手が震えてるけどね、いったいどこをどうやったらそんな人間ができるのかと思ってね、これはもう単に想像力の欠如とかいう言葉で片づけられる問題じゃないと思ってね、この社会にどんどん蔓延してきてる価値観っていうか、上手に生きれない人は淘汰されて当たり前みたいなね、書いてるだけでおぞましくて書きたくないけどそういう価値観ね、人類がこれまで膨大な犠牲を払って少しずつ獲得してきたものを全否定するような言説、しかもそれがかっこいいみたいなね、そんな、相手する価値もないような言説たちを目に耳にするにつけね、ほんとに、当たり前のことを当たり前だと真面目に真剣に言い続けていかないと、どんなにかっこ悪かろうが揶揄されようがそこを曲げてはいけないと、改めて思ったよ。負けない。