ただまあ、大谷翔平氏を攻撃するのは、差別問題でもないし、ファンも多いので、確かに下策です。なんでそんな下策をしたのかはちょっと不思議でもあります。大谷氏が「真面目」に野球に打ち込んでいるように見えるのは(私は氏のことを良く知りませんが)、何よりやりがいあって面白いからでしょう。
白饅頭的「ネット論客」は、傍から見れば虚名を博して充実しているように見えても「俺はもっと有名になってちやほやされるべきだ!」という、身勝手な不遇感があるのでしょう。だから、やりたいことを目一杯やって、それで成果を挙げて社会から賞賛される人に、勝手なルサンチマンを抱くのでしょう。
そう考えると、「ネット論客」が社会運動に攻撃的なのも納得はできます。やるべきことを見出せた人に対し、「金目当てだ」「ブスの恨みで『フェミ』に走ったのだ」などと当てこするのは、やるべきことを自覚できない自分の水準でしか、他人を測れないという当人の空虚さの反映なのです。