"The bookshop"という、戦後のイギリスで中年女性が本屋を開くお話を読んだときに、お馴染みの食事が焼き魚というか確か何か魚の燻製だったかな。私は「紅茶と焼き魚とビスケット!どんなハーモニーが醸し出されるんだろう」と少しときめいたんだけど、でも続けて「この地ではこれを食べなければ生きていけない」みたいな、あんまり嬉しくないメニューみたいな書き方だったの。でも気になるよね!
のちに本の答え合わせ的に映画を観たんだけど、やっぱり私の目から見ると、どうみてもアジの開きに、ミルクティーに、ビスケットだったのよ。でも魚なんてさ、シンプルな調理法だったら皆そんなに味変わらないでしょ?だからやっぱり私が想像するような焼き魚(醤油をかけない塩だけのやつ)なんじゃないかと思って。それで、歓迎されない食事だったというのはやっぱりミルクティーとビスケットという組み合わせの問題なんじゃないかしら、と思ったのよ。