「宇宙戦艦ヤマト」は、日本帝国軍がナチスと闘う話ですよ。松本零士は日本帝国を日本帝国のまま「いいもん」の側につけたかったのです。それは倒錯とも呼びうるけど、1920年代前半、第一次世界大戦直後の日本が国際連盟の常任理事国だった時代の価値観でもあります。そして、それはもちろん、安倍政権やネトウヨの価値観でもある。