18世紀のシュルツェ(Schultz, Schultze, Schultzen etc.)という名前の作曲家について。
A.H.Schultzenは6曲のリコーダーソナタを残している。
J.C.Schultzeは同名の作曲家が2名いて、リコーダー協奏曲など残したのは18世紀前半に活躍した方で1733年生まれの方ではない。
J.C.シュルツェの6曲のフルートデュオはヘンデル作と一時期間違われたが、このデュオ全体とシャコンヌのセットは校訂した論文がある。
https://iro.uiowa.edu/esploro/outputs/doctoral/A-critical-edition-of-Johann-Christoph/9983776907302771
8声の協奏曲(3本のフルートと弦楽、通奏低音のための協奏曲)は、セカンドはピッコロでもよい、サードはオーボエでもよいと書かれた不思議な曲。
アルト、ソプラノ、テナーリコーダーでやっても面白いかもしれない。
https://imslp.org/wiki/Concerto_%C3%A0_8_(Schultze%2C_Johann_Christoph)
あと、2曲ほど現代譜が出ているが、2本のリコーダーと通奏低音のための組曲が6曲あるのだが、これってデジタル化されてないのかなぁ。これもリコーダーのレパートリーとしてよさそうなのに。
https://opac.rism.info/metaopac/refineSearch.do?id=subject_facet&methodToCall=filterSearch&subval=Suites