最近2010年の参院選(一般的に当時与党だった民主党が大敗したとされている)の結果を振り返ってみたんですが、実は選挙区では300万票、比例では400万票以上民主が自民を上回っているんですよね。それにもかかわらず実際の獲得議席は自民(51議席)のほうが民主党(44議席)より多かった。
つまるところ、2010年の自民党の勝利は、民意に沿って勝利したというよりは、選挙制度のバグで少数派が勝ったというわけです。それにもかかわらず、この敗北は民主党政権の求心力を大きく下げ、その瓦解の原因の一つとなった。
やっぱり選挙制度を変えないと(使命感)