ドイツにも広がる「盗まれた選挙 Wahl-Klau」の言い回し。これは本当に危険。ベルリン州議会選挙、CDUは確かに圧勝だが単独過半数ではない。SPDや緑の党と連立できるかは未定。なのにそれを「CDUが勝ったのにおかしい」「盗まれた選挙」の理論を広めるBild紙とWELT紙(Axel Springer出版社)。ほんとうに嫌らしい。
「盗まれた選挙 Wahl-Klau」という言い回しはトランプが負けを認めず広めたものだけど、こういう言説が広まると民主主義への信頼も揺らぎ、どういう結果につながっていくのかはアメリカの状況を見てわかっているはず。
メルケル以降野党となってからのCDUは難民を「社会保障制度を使った観光」と言ったり「犯人は国籍だけじゃなくて名前を公表しろ」とか、イスラム系の人たちを「小さなパシャ」と言うわ(党首の発言である)、人種差別発言のてんこ盛り。野党になってから歯止めが効かなくなってる感。FDPですら「近代ドイツを率いる人たちの発言ではない」と距離を置いているほど。
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berlinbau@mstdn.jp's status on Tuesday, 14-Feb-2023 21:23:39 JSTberlinbau