違法な行為はさることながら、荒らしや嫌がらせへの対応、サーバーそのものの技術的な保守管理を個人が仕事としてやるのではなくボランティアとしてやるのは、それなりの登録ユーザーがいるそれなりの規模のインスタンス(サーバー)の場合、ほとんど不可能だと思う。
サーバーの技術的な保守管理について知識や経験を有していて、法律についての専門的な知識を有していて、差別や偏見についてあらゆる方面に対応できる常にアップデートされた最新の認識をもっていて、そうしたことへの対応に耐えられるだけのストレス耐性を有していて、以上のことに経済的な補償なしに時間と労力を継続してかけ続けられる時間的・経済的余裕があるという条件をぜんぶひとりで兼ね備えた人って、そうそういないよね。
これを複数の人で分担するとしてもなかなか厳しいよね。人数が少なければ個人に求められる条件が厳しくなるし、人数が多くなればチームのマネジメントコストが高くなる。経済的なケアをして賄おうとすると、お金のにおいがしてきて何だか違う感じになってくるし。だけどサーバーの管理費は実費でお金がかかるので、ここのところは避けて通れない。また改めて。