AI倫理のN先生とFBでお話した流れでこちらも並行して読むことに。すでに読了された先生によれば、扇情的にGAFAを叩いている割に、専制国家がデータを使って国民を管理・監視するリスクについて殆ど言及しないのはミスリードであり、それがもし意図したものあれば大変マズいのではと指摘されていた。
最近はこうしたソーシャルメディアの問題やデータとプライバシーに関する洋書や翻訳本が次々と出ていて、一頃のテクノユートピアに対するカウンターがトレンドになっている節もあるけれど、Aというリスクに目を向けさせることがBというリスクを覆い隠すめくらましになる可能性は確かにあるのだと思う。その辺りも念頭に置きながら読もうと思う。