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私達は、私達の身体に脱げない衣服のように纏わりつく差別の辛さを知っている
その差別は、自覚に関係なくすべての"肉体を持つ人間"が着せられている脱げない偏見製の服だ
その人が差別をせず、偏見を持たないよう注力していても、その人の外側に偏見製の差別拘束服が付いて回っている
人は、相手に纏わりつく衣服を透かしてその人自身を見なければ、差別と偏見越しに相手を見てしまう事になる
トランスも、シスも、ヘテロも、アロロマも、アロセクも、クィアも、Xジェンダーも、インターセックスも、みんな使われている偏見素材の種類はそれぞれ違うけど、みんな差別を着せられているのは同じ
それぞれの偏見素材に合わせた反差別をして、偏見の繊維を溶かして、偏見製差別拘束服から開放されるべきだ