両耳にピアスホールが11個+臍。
タトゥーは3個。
高校卒業と同時に初めてのピアスを開けたんだけど、自分の意思で物事を変える為の勇気が欲しくて、自分を変えたい、この状況を変えたいと泣きながら鏡の前で開けた。
それ以来何かに打ちのめされたりボコボコに凹んだり、ここで踏ん張らなければ!という時にピアスを開けて来た。
転職してピアスがダメな職種になった事と、さすがにもう耳に場所が無くなって来た事もあり、タトゥーにチェンジ。
50歳の誕生日直前にこれまでの自分を労う意味と、過去と決別したい思いでファーストタトゥーを入れて貰った。
ピアスを開けている時から思っていたのは、これは一種の自傷行為なんだろうという事。
昔々、何もかもが嫌で嫌で死んでしまいたくて色々やってみた事がある。
けど、結局怖くて怖くて死ねなかった。
多分私はあの怖さをまた味わうのが嫌で、命を絶つのではなく、異物を入れて生きて行く方向を選んでいるんじゃないかな。
自分のピアスやタトゥーが目に入った時、あの辛さを経験しても生きているんだから大丈夫!と思えるし、そういう安心感を欲しているんじゃないかと思う。