「オフレコ」とはどんなことを言っても書かないと言うものではないだろう。
そとそもこの習慣はアリかよなのだが、気を許した取材以外の非公式な雑談が、記者との間に持たれることを自分は全て反対するものではない。しかし今回の首相秘書官の発言のように、そこで常軌を逸した発言を行った場合や、見逃せない情報が出た場合、各社は当然に報道すべきだし、発言者も理解すべきだ。毎日のオフレコ破りには拍手をしたい。
オフレコでお願いしますと言うなら、一切そうしたことは発言せず、飼っている犬の話でもしていればいい。あるいは万一オフレコ破りされても問題がないことだけ言っていろと思う。
所詮攻め手と守り手。立場は違うのだ。