来年のアメリカ大統領選挙に出馬を表明しているトランプ前大統領について、共和党内では「トランプ疲れ」を指摘する声が上がっています。
ロイター通信によりますと、北東部ニューハンプシャー州の共和党関係者10人のうち7人が来年の大統領選挙でトランプ氏を支持しないと答えたということです。
この10人は、これまで全員がトランプ氏を支持していました。
支持しない理由としては、相次ぐお騒がせへの疲れや勝てる新しい候補を求めているということです。
共和党の大統領候補を決める予備選挙のなかで、ニューハンプシャー州は最初に行われることから選挙戦の流れに大きな影響を与えるとされています。
共和党の大統領候補を巡っては、中間選挙の後に行われた世論調査でフロリダ州のデサンティス知事がトランプ氏を上回る結果が多く出ています。