from 東京藝大デジタルツイン
アートDXプロジェクトは、芸術情報センター(AMC)で行ってきた情報機器やデジタルファブリケーション機の普及と研究に加え、コロナ禍に端を発したデジタル技術を活用する授業や教育研究、作品発表の充実を試みた全学的プロジェクト「東京藝大デジタルツイン」の運営など、デジタル技術を活用した教育・研究を統合するプロジェクトです。
その中では例えば、本年度よりAMC開設授業として開講した「ゲーム制作演習」をはじめとして、教育カリキュラム自体の拡充も進めています。
本特別講演では、映像/視覚表現をそれを生み出す仕組みを含めて制作している映像作家、ビジュアルアーティストである橋本麦さんをお迎えして、プログラミングやコンピュテーショナル・アートなどデジタルならではの手法と、コマ撮りアニメーションのような「チマチマ」とした制作とを行き来するなかで感じた面白さ、課題について講演していただきます。また橋本さんが近年取り組んでいる、従来のデザインにプログラミングの考え方を統合した環境〈Glisp〉の開発や、これからの制作ツールのあり方について、音楽という領域で同様の研究に取り組む松浦知也(芸術情報センター特任助教)と対談形式で掘り下げます。
https://amc.geidai.ac.jp/lab/archives/7913