負けの決まったゲームを、淡々と消化している感覚がある──が、そんなことは言っていられないのだ。去り行く私たち世代はいい。今の若者や子どもたちは、私たちが去ったあとのこの社会を生きていく。足掻いて足掻いて、足掻き続けていれば、何かが変わるかもしれない。私は私のフィールドから、最大限のやれることをやっていくしかない。