色々な事例を見ると、日本で心療内科やカウンセリングに行く事はハードルが高いんだなと感じる。「おかしい人」だと思われたくない、スティグマが強いのだろう。私はもう十年くらい前だが、会社で涙が止まらなくなり、同僚に勧められて心療内科に行ったらそこはあまり話を聞いてくれる感じではなく漢方薬を出してくれるだけと感じたので、自分で認知療法の本を買って試したり、田房永子さんの漫画を読んでゲシュタルト療法を試したりした。どちらもかなり役に立ったし自分の気持ちとしても大分良くなった感はあったけど、やはりまだ苦しい側面もあったので、今度はネットで探したカウンセリングルームに行って1年ぐらい通った。そこも良かったけどカウンセラーの言動に疑問を感じて新たなところを探し、今のカウンセリングルームには2年ぐらい月一で行っている。今の調子は悪くない。もっと軽い気持ちで誰もが精神医療に繋がれたらなと思う。