WANの博論発表会、視聴中。第一部は内藤さん、女性医師のキャリアに関する研究。
とにかく、上野千鶴子さん。上野千鶴子さんのコメントと質問が、強烈。
内藤さんへの批判と、内藤さんを指導した指導教官への批判。ぼくもこの前、卒論の指導をさせてもらったのだけど、もう、自分の不明を恥じるしかない…。つかオマエ、自分の論文もまともに書けないクセに、論文指導て…。
上野千鶴子さん、おそるべし。明晰な頭脳で、闘いまくってきた人。見通している。色んな状況の付置ができていて、すぐに理解し、アッという間に課題を見つける。そして、そこを徹底的に撃つ。ヤバい人やで…。頭良すぎやで…。
ぼく自身の研究にとっても、ありがたい指摘だった…。ぼくも、インタビュー調査を扱っている。どう料理するか、まだ固めてないのだけども。内藤さんのように、演繹的にモデルを実証する、みたいなことを言い出しそう。そのとき、全ての例が当てはまるかどうか、もし当てはまるならば、そのモデルが妥当である説明をきちんとすること。もしも当てはまらないのであれば、修正モデルを明確に示すこと。そこまでやらないと、知的怠慢だ、と。→