この国で、フェミニスト界隈の意見が大きく割れたのが2018年の「トランス女性」を巡る論争だ。あの騒動の時に自分は危うく「Terfおじさん」に落ちぶれるところだったが、危ういところを助けてくれたのが、ベル・フックス「フェミニズムはみんなのもの」を読んだことだ。あれは大きかった。