ハーレイ・クインというキャラクターはいろいろと面白くて、もともとはアニメのバットマン(子供向け作品)でジョーカーのそばにいるピエロの子だったのですがコミックへと逆輸入されました。
シリアス目のコミック作品に登場している内に様々な設定がつき、「もともとは精神科医でジョーカーの治療にあたっていたがジョーカーに洗脳されてヴィラン化、ジョーカーの恋人となった」というキャラクターになります。
そしてジョーカーは恋人であるはずのハーレイをいいように利用しているだけだと描かれるようになり、時間の経過とともに「ハーレイはジョーカーと別れてヴィランとして独り立ちする」という方向になっていきます。ハーレイと同じくゴッサム市で活動している女性ヴィラン、ポイズン・アイビーやキャットウーマン(この人はバットマンの恋人)と友人になったのも大きなポイントでした。
特にハーレイはポイズン・アイビーとは親友関係、後には恋人関係として描かれるようになり、「トキシックな男を捨てて真の愛を見つけた女性」というキャラクターとしてみられるようになってきています。