この本を読んでいて思い出したのは「普通教育機会確保法」が成立したときのこと。
元々の案では「多様な教育機会確保法」という名前だったけど、成立を目指す中で「多様な」は消えた。そして「かわいそうな不登校の子を支援しましょう」という性格のものになった(※雑説明)
フリースクールは法律の支援の対象になるけど、オルタナティブスクールや外国学校は不登校の子を受け入れるための機関じゃないから対象にならない。
学校外の場も認めていくことで(健常の)不登校の子は助かるかもしれないけど、障害のある子供は「学校では受け入れられないのでよそへ行ってくださいね」として排除が強まる可能性もあった。