なお、書き直しを解説すると、もともとMAでは、マージした衣装を衣装のルートオブジェクトからアニメーションでON/OFFできる仕様でしたが、マージするアーマチュアについているコンポーネントをどうするかという問題が発生しました。そのままマージすると、もともとの衣装ルートオブジェクトの影響を受けなくなるので、逆に元の位置に残して、Constraintを使い操作させる実装となりました。ところが、衣装側にもConstraintがあると、その相互干渉が複雑すぎて一部の衣装が破綻するじまいとなりました。
新実装では、マージするコンポーネントがもれなくマージ先に移動しますが、アニメーションのほうの補正で、あたかも元に位置にあったかのようにON/OFFになるようになります。なお、ネスト状の複数のスイッチオブジェクトに対応させるためには、場合によってはON/OFF操作だけのためのオブジェクトを複数はさむ場合もあります(衣装の場合はあまりならないと思いますが…)
これでより安定した動作になるうえに、無駄のConstraintの削減につながりました。めでたしめでたし。