日本の権力者層は、政治や経済に学問は従属して、その利益のために働くべきだと思っているのでしょう。しかし学問は真理の追究こそが使命であり、「それでこそ」政治にも経済にも貢献できるのです。政治や経済から独立している「からこそ」有益な存在にもなれるのです。
学問に嘴を突っ込みたい、突っ込ませたいと思われているらしい経済人に例えれば、監査役や会計士は会社の問題点を指摘してこそ役割が果たせます。それを「余計な口出しだ!俺の粉飾決算にお墨付きを与えろ!」と逆ギレしているようなのが、学術会議の人選を財界人が決めることになりませんか。
政治や経済が介入して学者の評価をするのは、学問に何ら経験も知識もない者が学問の査定をするわけで、できる筈がありません。現に現政権が安倍国葬検証とやらで聞いた学者では、北岡先生や君塚先生のような押しも押されぬ立派な方と、岩田温のようなゴロとが並列しています。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 29-Dec-2022 22:38:35 JST 嶋理人