古さVS新しさ、という単純化された構図自体の古さと戦わねばならない、という魯迅の例のあれをかみしめる。古いものは既得権益=敵であり新しい感性や欲望は正しい、という構図はポピュリズムそのものであり、ポピュリズムには右も左もある。反動も革新もある。ラディカルデモクラシー(戦略的本質主義)の戦略にはポピュリズム化する危うさが常にある。ポピュリズムに陥らずに構造=体制批判を志向すること。