『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、195分あるが飽きない。
大まかに、
①マイルズ・クオリッチ大佐のサリー家&ナビィ族への復讐
②森の民サリー一家、海の民に移民
③超巨大パンドラクジラ・パヤカンと青年ロアクの絆
④クオリッチ大佐、ナビィ族になる
⑤後半の大バトル
という感じで構成。
全体的にはクオリッチ大佐の復讐ものを軸にし、
そこは『スター・ウォーズ』で言えば『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のノリで、
後半は『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』、
あとキリやネテヤム、ロアクら第2世代は第2世代で青春ものをやっている。
また、終盤のバトルは『タイタニック』と『エイリアン2』といったセルフオマージュもあるし、
パヤカンのエピソードは『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、他にも『パシフィック・リム』やドキュメンタリー映画『ディープ・ブルー』など最近の映画の影響も感じられる。
基本は前作同様、ネイティブアメリカン討伐、インディアン戦争に対する贖罪の映画で、
これに近種族差別は同じ黄色人種の日本人/朝鮮人/中国人のそれに通じる。