パソコン通信からmixiまでの空白の時間は、今の状況を考える時に、大いに参考になっています。
パソコン通信は、大手と、草の根BBS(個人運営の小規模局)にわかれます。
大手BBSは、端的に言うと、いまあるものはほとんど何でもありました。
草の根BBSは、基本的にホスト局の外と繋がる方法がなかったので、LTL中心のサーバみたいなものでした。当時の通信につかわれていた電話+モデムでの接続は距離と時間で料金が決まるため、物理距離の問題があり、近隣地域だけで人が集まっていました。地域サーバですね。
そうしたものが一回なくなって、インターネットに移行したら、不便すぎて、人々は繋がる方法を探したり、同じ場所に登録することを好んで、(中略)mixiとかtwitterとかそういうのが大流行したというワケです。