文椎がうらやましい…!
と声を大にして言いたい。
『ハロー・ワールド』は2019年を舞台に、ITエンジニアの文椎が東京・サンフランシスコ・バンコク・合肥それぞれの場所で、情報技術を用いて世界を切り広げていく話、と説明してそれほど間違いはないだろう。
ちなみに私がこの中で行ったことあるの東京とタイだけ…。
これがここ十年の話を詰め込んだものだとしても、私はこんな経験していない。家にこもって家事と育児していた、と思うと、様々な場所に活き、様々なことを成し遂げた文椎がやはりとってもうらやましい。
『ハロー・ワールド』の根幹にあるのは、情報技術(インターネット)と自由というテーマだったのではないかな、と思う。
自由を求める人たちに、文椎は手を貸し、時には拉致され、結果として彼らの自由に寄与していった。
特に「五色革命」と「巨象の肩に乗って」は、そもそも自由とは何か?という問いを強烈に残してくれた。