技術を要する世界には必ずヒエラルキー(階層構造)が存在すると言ったのはJordan Petersonで全くその通りだと思う。 音楽に国境はない、ミュージシャンはみなファミリーだというおとぎ話が本当なら全てのミュージシャンが均等に脚光を浴びるはずだが、人が音楽を鑑賞するには人生にとって有限である時間という資源を割り当てる訳だから、有限である限りそれはやはり競争でしかなく、従って勝者と敗者は必然的に存在する。 スポットライトを浴びるものと浴びないもので構成される階級社会のほぼ底辺に身を置いて3年が経った。底辺であることを認めるのは勇気が要ったが、認めるとこの特殊な世界の仕組み