こどもと一緒に本屋に行ったら、ものの見事にひろゆき本が平積みされており、こどもに
「これは嘘つきのおじさんがこどもの悩みに答えるという本である。児童書のなかでもこういう危険な本があるから気をつけろ」
と伝えるなどした。
わたし、本屋でこんなこと言ったの初めてだよ。普段は穏やかな女なんですよ。
でも、本屋がどの本を平積みするかは本屋の主張であり、その主張と私の主張が真っ向から対立した。
私が言ったことに対して本屋が立腹し、私を追い出すなどもできるだろう。私はそれを受けるべきだ。
しかし私が消費者の立場から、置かれた本に対しての批判をすることもまたあり得る。
全ての本を置くのは図書館の役割で、本屋はキュレーションする自由がある。その上でひろゆき児童書を置いたあの本屋を、私は批判するよ。