私は表現の自由、コンテンツの自由を思うときは必ずこの『断腸亭にちじょう』の19話を思い出すんだけど、
https://www.sunday-webry.com/episode/3270375685454218526
ガンになった才能豊かな漫画家が、辛くて辛くて誰の声も届かない時、Twitterの「呪いの言葉」を見てなぜか気持ちが晴れるという話
健やかな時、私たちは想像しうる楽しい創作を見て喜ぶんだけど、人は不幸に陥ることがある。
悲しくて脳みそがぐちゃぐちゃになってエマージェンシー状態になった時、脳みそを救うのは「ろくでもないコンテンツ」なんじゃないかなと思ってて。
だからろくでもない、人から眉をひそめられるような創作もあった方がいいと思っている。
・・・ただ、
そんな毒々しいものを公に出して人にも見せてやってそれを悦ぶとか、
そんな救われ方じゃなきゃ嫌だ、という人は、そもそも脳みそがぐちゃぐちゃなんじゃないだろうか?
それはストレスなのか何かの歪みなのかは分からないけど、
毒性の強いコンテンツはあくまで緊急避難であって、それをスタンダードにしてはいけないんじゃないかな、と最近は思っている。