墨東署管内で交通違反車に対し事故を故意に誘発させる危険な交通取り締まりが行われていることに市民の怒りは爆発。その常軌を逸したやり口に犯人像が絞れなかったが徳野・東海林の捜査のにより本庁のエリート交機3名の犯行であることが判明する。しかも、彼らに勝負を挑んだ中嶋と夏美が次々と重傷を負うという非常事態。果たして墨東署交通課は彼らの暴走を止められるのか、という「警察不祥事」を2週にわたって描いた力作。
この話の個人的な見どころは前編で夏美と美幸を見る市民の視線が驚くほど冷たくなっていることに二人が気付くシーン。市民からの信頼を失うことの「怖さ」を印象的に描いている。
さて、この回を見ると最近どうしても思い出すのが北海道の「ヤジポイ」裁判。警察が何の法的根拠もなく選挙演説の現場から市民を排除したこの「不祥事」に対して市民は北海道警に向けて「冷たい視線」を送るぐらいはしたのだろうか?むしろ排除された市民に対して「冷たい視線を」送っていなかっただろうか?警察という「国家権力」を盲目的に信頼する最近の風潮が個人的には気になる。
Embed Notice
HTML Code
Corresponding Notice
- Embed this notice
うどん屋の側の住人2 (udonya_no_soba@mastodon-japan.net)'s status on Thursday, 08-Dec-2022 02:43:01 JSTうどん屋の側の住人2