また岡本太郎展の関連の続きだけれど、今は渋谷マークシティに収まっている「明日の神話」はみなさんよく知ってると思うけど、その話をもう少し。
1969年、岡本太郎は万博の太陽の塔の製作をする傍らで、メキシコオリンピックを当て込んで建築されていたホテル「オデル・デ・メヒコ」に掲げるためにこの壁画「明日の神話」を製作していた。
ところが、その後ホテルは経営上の問題に接し、完成を見ることなく放置され、壁画も行方不明になっていたものを、2003年になって岡本太郎のパートナー岡本敏子によって発見され、劇的に公開されることになった。
で、マークシティに収まるまでの少しの間、2006年に汐留の日テレブラザにこの絵(実物)が展示されていたのを僕は見に行っていたのだが、色々探したらその時の写真が出てきたのでちょっと共有。16年前。実物ですよ。今見ると随分ラフにみんな近寄って見ているなあと思う。