今月13日に「南京事件はなかった」系の講演があるらしい。
講師は、幼児虐待擁護発言により現在絶賛炎上中の田母神俊雄氏、睾丸理論でお馴染みの竹内久美子氏、そして「中国共産党により処刑されるチベット人女性の写真」などと称してSMモノのエロビデオのスクショをfacebookで拡散した伝説で知られる藤岡信勝氏ら豪華メンツ3名である。
一応この中だと「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長を務め歴史関係の著作も多い藤岡氏が最も歴史に詳しいと思われるが、このオッサンは2015年にBSフジの南京事件論争番組に出演した際、威勢よく「虐殺はなかった論」をブチ上げたものの、本来お仲間のはずの保守系現代史家・秦郁彦氏(虐殺4万人説)に完膚なきまでにフルボッコにされたうえ、なぜか司会のアナウンサーからも詰められまくって目を泳がせながら小声で言い訳を呟く醜態を全国に晒したことがあり、かつて同志だったアマチュア研究家の松尾一郎さんからも「(藤岡のせいで)視聴者からすれば「南京大虐殺はあった」としか思えない」と熾烈にディスられた弱者である。
あのザマで一体何をどう「論破」するつもりなのか、逆に興味が湧いてしまう