昨日の朝の話の続きだけど。
音楽の好みが合うからといって、政治的スタンスがかみ合うとはかぎらない。
むしろあべこべの場合が多い。英ロックとくにプログレやXTCあたりを好きなリスナーが偏狭で保守的なことに驚いた。君たちいったい何を聞いていたんだい、といいたくなるような。
音楽の趣味が合うからとフォローしてきて私の政治の話題に辟易してリムーブする方がおおぜいいたよ。
プロの音楽家や音楽関連のライターも然り。好みの音楽を作ったり論じたりする人が権力の横暴に沈黙あるいは迎合するさまに、けっこうガッカリしたここ十年間でした。
むしろ自分の好みの対局にある人たちが意外とまともだったりした。GLAYとかSUGIZOとか見直したもん。
それから和製R&Bを牽引したプロデューサーの松尾潔さん。以下のツイートは嬉しかったな。
<「ラブソングばかり作ってきた松尾さんでも政治の話をするんですね」「踏み込みましたね」「お立場大丈夫ですか?」
この数週間どれだけ言われてきたか。そのたびにこう答えてきました。
「ヤワなラブソングをもっと作り続けたいからこそ、話してるんですよ」
わかっていただけるとうれしいです。>