どんな国でも、外国の人と積極的に交流していこうという人は、自国内では満たされない何かを持っている人で、その満たされなさというのは、おおむね、その人の生活が(少なくとも本人にとって)順風満帆ではない、ということに起因していることが割と多い。
だから、言い換えると、そこの部分に敏感である人は「国内で成功するためにぜんりょくを尽くしたい」と考えても別に不思議ではない。そもそも、移住だって簡単ではないし、移住先で競争に勝てる保証はない。よほど能力があれば別だが、その能力があるなら、外国語と外国人であるというハンディがない環境で競争したほうが有利には当然なる。