現代日本での「産む性」に女性を押し込める言説とか、女性研究者を補助的役割に甘んじさせる場とか、女子学生をいづらくさせる専門領域とか、史学科と哲学科をおかない女子大とか、爛熟する同人誌サロン文化とか、さまざまに思い当たる物事が押し寄せてきてますます暗澹とします。学生に勧めるには工夫が必要かも知れぬ。