ネタバレするぞ!!
『俺の屍を越えてゆけ』
桝田省治の傑作ロールプレイングゲーム。
人間版ダビスタとも揶揄される、「短命の呪い」にかかり2年しか生きられないキャラクターたち(プレイ時間内では1時間程度?)
ではどうするかと言えば神々と「交信」し、子孫を残すことで一族単位で延命していく。
ここのキャラクターは移り変わり、家系図が長くなり、「こいつはこの神とこのキャラの子どもか・・・通りで術が強い」など、各キャラへの愛着も強い。家系図が伸びていく楽しさよ、
桝田省治の作るエグいストーリーとゲームシステムが相まって非常にエキサイティングなゲーム体験が楽しめる。
神との「交信」は儀式ではあるが、要は和合、セックスの直喩であり、さまざまなキャラクターが色っぽいセリフを言いちょっとしたギャルゲー、イケメンゲーの様相だが・・・笑いながらやっているとゲームに取り込まれている。凄まじい感情コントロール。名作。