地方自治体はバブル崩壊後、財政が悪化し、人件費を削るために正規公務員を減らし、非正規職員を採用してきた。特に動きが目立ったのが、図書館司書や保育士、文化行政など。「専門知を高めても良い待遇を得られない。能力がないから正規になれないのではなく、正規の職がないのが現状だ」と指摘する。