なぜ「目覚めた」アホが悪夢のようなアホ候補者に投票してしまうのかというのは、すでに悪化した政治環境をスタートにしてしか判断できないというのが人類のスタンダードだからなんだろうと思うんですよね。
有効な社会批評や異議申し立て行為がすでに鎮圧&悪魔化された社会で提示される"条件"はすでにすっかり狭められているもので、投票行為などはこれを所与のものとするよう誘導されているために一層悪化の一途を辿るしかなく、この中で創造的な「新しい世界」などは作れないし、前提に対する問いなど行えば「ルール違反」かのように認識される。
たぶん、年寄りよりも若い人間の方がベースは保守。悪化の一途を辿ってきたため。
(だから間違っても「若者応援のために参政党に投票✨」とかするんじゃねーぞマジで。殺すな)
その反面でマイノリティの存在はそれ以前よりも多くの種類が認識されるようになり、アイデンティティポリティクスは強まっているが、保守的発想ではこれは解決しない。
これ(若い人間の方が絶望してる上に情報が少なく、ベースが保守)は中国もそうなんじゃないかなと天安門世代の中国語教員が言っていましたが、どうでしょうね。