先日、裁判所の公式サイトの判例検索でテキトーなワードで検索をかけて遊んでいたところ、とあるタレント弁護士がキャバクラ店員の方に対してセクハラ発言をした疑惑を雑誌に書かれ、それを名誉毀損で訴えた裁判の判決を発見した。
判決要旨を読む限り、その弁護士が「乳首を触らせて」と言ったか言ってないかみたいなことが法廷で延々議論されたどうしようもない裁判だったものと思われる。
なお、この某タレント弁護士は、テレビ番組「行列のできる法律相談所」の初期メンバーだったが、おそらく上記の雑誌報道がきっかけとなって番組を降板しており、その際に代わりに番組に起用されたのが当時は無名だった橋下徹であった。その後、橋下徹は、あの番組への出演を取っ掛かりにして全国区の有名人へと登り詰めることになる。
もし上記の「乳首発言疑惑」がなかったら、橋下大阪府知事(後に大阪市長)が誕生していなかった可能性が高いと思うと、なかなか感慨深いものがある。