マイナンバーについて、これはいつも書いていることなんだけど、行政は申請書を出すときに「個人番号を証明できる書類の写し」の添付を必須としているんだよね。写しとは要するにコピーのことで、マイナンバーカードのコピーか個人番号記載の住民票のコピーをつけなくてはならない(住民票の場合は顔写真いりの証明証たとえば運転免許証も同時に添付する必要があるんだ)。しかも、令和3年度以降のマイナンバー通知書は今年から証明する書類とは認めないという通達まできた。まあ一言でいってナンセンスのきわみだね。行政職員は申請書に記入されている個人番号が正しいかどうか、写しをみて一々確認しているんだから。事務処理にかかる時間と労力を考えればムダ以外のナニものでもない。個人番号の照合なんて行政の中でできることじゃん。データを調べれば一発だよ。で、マイナポータルを利用すれば煩雑な申請がスムーズになりますとアナウンスしているけど、そこまでしてマイナンバーカードを持たせたいかと呆れるね。マイナカード促進が進んでいないと自治体への助成金が減らされるから、やってます感を政府に示さなくちゃならないんだろうけど、やっぱりナンセンスだよ。