『かがみの孤城』、
7人の中学生のアドベンチャーとしてのノリは『ぼくらの七日間戦争』でありながら、
鏡へのワープや終盤の描写は『時をかける少女』、
さらにこれを原恵一監督作品『カラフル』にかけあわせている。
最終盤にわかる7人についての謎もなんとなくは「そうなんじゃね?」というのが薄々分かるが、はっきり分かると驚きがある。
そして爽やかなラスト。
予告編を見た段階から「あ、これ、良作かな?」とは思ったがその遥か上をいくクオリティーだった。
さすがは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』、『カラフル』を手掛けた原恵一監督である。
2022年最終盤に来て、
『そばかす』と並ぶまさかの超傑作だ!!