:hyuki: 散歩の途中でアイディアがひらめく話。
そして帰り道です。朝の散歩は、駅を少し越えてぐるっと回って帰ると言ういつものコースです。
ついさっき、文章の題材として良いアイディアが1つ閃きました。文章の題材というか、来年のWeb連載の題材の1つになりそうな話題です。
ジャストワンアイディアなので、ちゃんと検討しないことにはどうなるか分かりませんけれど、なかなか面白いアイディアがやってきました。
こういうのは自分であまり制御することができなくて、基本的にはやってくるのを待つしかありませんが、やってきたときに、それをメモしておくのは大事なことだと思っています。
私はいつもiPhoneを持っているので、たいていはiPhoneのシンプルノートに書き留めておくことになります。
Simplenoteは、私にとっては、いわゆるインボックスになっていて、いろんなアイディアややるべきことや読むべきウェブページやそういったものが雑多に詰め込まれることになります。でも大事なのは一つ一つ個別に記録されてると言うことです。
1つの大きなテキストにたくさんのものが詰め込まれちゃうと処理が難しくなりますけれど、一つ一つが別のノートになっていれば、これはもう済ませましたと言って削除したり、これはまだやってないからといって残すこともできます。そんなふうに一つ一つの項目を個別にキープしたり、削除したりできるのが大事ですね。
アプリが大事なのではなくて、何かを思いついたときにメモしておこうと思うことや、その時にすぐにメモできることが大事です。アプリそのものと言うよりは、どちらかと言うと、自分側の問題です。メモを取ろうと言う発想を持ち、それをすぐに実行できるように仕組みや環境を整えておき、メモする習慣をつけておくことが大事ですね。極論を言えばアプリは何でもいいのです。
アイディアの話に戻ると、自分でアイディアをひらめくことを直接制御はできませんけれど、ひらめいたときに記録する環境を整えておくことはできますね。
それから、自分の中で、アイディアが醸成されるような素材や、元ネタや課題など、前もってインプットしておくことも大事でしょうね。それがあると、何かが自分の心を打ったときに、それが自分にとってどういう意味を持っているかがすぐにわかるでしょう。
メモをするときには、あまり抽象化しすぎないように注意しています。大事なのは後で思い出せるようなことを書くわけですから、あまり前処理をしすぎると、もともと何を思いついたか忘れてしまう危険性があるからです。
例えば、私の場合には、本の筋書きや、題材を考えるわけですけれど、その時に抽象化した何々と言うことみたいなまとめ方をしちゃうと、あまりにも一般的すぎて何がポイントなのかわからなかったりします。それよりは、むしろ、登場人物のセリフ(これ自身が思いついたことそのもの)をそのまま記録した上で、補足情報を付け加えた方が良いことが多いようです。
アイディアがやってきたときには、あまり最初から処理しようとか、評価しようとは思わずに自由に広げておいて、それをできるだけ丁寧に記録するように心がけています。
評価したり、捨てたりするのは後からいくらでもできるからです。
もちろん、この文章は、先ほどひらめいたアイディアをSimplenoteに記録した後で書いています。でないと、せっかくひらめいたアイディアが失われてしまうかもしれませんからね。