90年代のサブカル界隈では「バッドテイスト」が異様に持て囃されていて、それがなんだかとても苦手だったことを今さらのように思い出した。あと「ビョーキ」みたいな価値観も。
なぜ、どのように、いつごろから社会がこんな感じになってきたんだろうとぼんやり考えながら……っても自分の短い人生のなかの一時期にたまたま出くわしたあれこれだけ考えててもなにも分かんねーよな、となっている。
やっぱり七世代とかをひとつの尺度として考えるネイティブアメリカンの叡知みたいなのは侮っちゃいけないんだろうね。
……翻訳進まぬ! でもそういう時代をあれこれついつい連想しちゃう本なんだよなこれ。バッドテイストとかとはまったくの無関係だが。その時代のにおいみたいなもんか。