余暇にアマチュアDJやっていた頃は、こうした定番の曲をどのタイミングでドロップするかは死ぬほど緊張するものだった。今思えばそんなに気にすることでもなかったんだけど。
箱がある都市によってオーディエンスが何を期待して喜ぶのかの違いはあって、東京はマジョリティは知らないけどかっこいい曲とかひねりの利いたREMIXを交えながら文脈を作りながらかけないといけない圧が強く、言ってみればマウントの取り合いの傾向が強かった気がする。
ところが名古屋だと、みんなが知っている曲でみんなで盛り上がれる場を作れることを評価される傾向が強いので、Earth, Wind & Fire の「September」やDan Hartmanの「Relight my fire」とかをガンガンかけても全然怖くない。むしろすごく喜ばれたり。あの初対面でもフレンドリーで優しい空間も好きだった。